爪は3層構造
©makidumedesk 2014
前回、爪は異なる性質のケラチン(タンパク質)で出来たものが3枚重なって1枚の爪を形成している、という所までお話ししましたね。
爪の第3層(一番下の層)が収縮と膨張を繰り返す事により、横幅が短縮し巻き爪になる事が考えられるとお話ししましたね。
では、第3層がどういった環境にあるかをみていきましょう!
第3層には劇的な環境変化が起こる
上の図は、爪の第3層だけを切り取った図です。爪は根元から伸びて来るわけですが、第1層、2層と違い、第3層は直接肌に接して伸びてきます。この肌に接している所、爪がピンク色しているところを爪床(そうしょう)と言います。
上図のように、第3層は肌に直接のっているので、肌から常に水分を与えられながら伸びてきます。第1層、2層は油分を含み、水分をあまり吸収しない性質をしているのに引き替え、第3層は水分を含みやすい性質を持っています。
つまり、爪床に接して伸びていく第3層は常に肌から水分を与えられたまま伸びていく訳です。そして、爪床を離れるところ(白い爪に変わるところ:黄線)から、突然水分の補給が無くなるという、劇的な環境変化に第3層だけがさらされる事が理解できると思います。
乾燥と保湿
つまり爪床を離れた時点から第3層は常に水分を与えられていた状態から、突然乾燥が始まります。そして、お風呂や炊事などの水仕事をすると、また第3層は水分を吸収し膨らみます。膨らむと、もともとの所だと窮屈になり押し出されるように分子が下に移動します。
そこから、また乾燥する時に元の位置に戻れば良いのですが、巻き爪になりやすい方はその場で、また乾燥します。そして、また水分で膨張、分子の移動を繰り返すのです。
すると、第3層の横幅が減少していきますよね!下図はその変化を図式化したものです!
©makidumedesk 2016
つまり第3層の横幅が減少する事によって、巻き爪変形を起こしているということです。第1層、2層は第3層の変形に引っ張られているので、そもそもの原因では無いと言う事になります。
巻き爪施術で、第1層を削れば良いという先生もいらっしゃいますが、そう考えると原因にアプローチしてない事が分かりますよね!
※さらに詳しく知りたい方は「ツメフラ法」開発者のブログをご覧下さい→開発者ブログ
逆転の発想
第3層の乾燥が大きな原因の一つになっていると言う事は、第3層にしっかりと水分を補給してあげると、第3層の分子が移動しやすくなる事が考えられますよね。なので、「ツメフラ法」で矯正を行う際は第3層にしっかり水分を含ませる事で、無理なく矯正するようにしています!
下の写真は、第3層が巻いてる所だけガサガサと厚くなっているのがよく分かりますよね↓
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※爪の巻き方や爪質など個人個人で異なるので効果は保証できません。
ウオノメ・タコ
※角質の状態や生活環境など個人個人で異なるので効果は保証できません。
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野々宮 京子 (ののみや きょうこ)
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