ウオノメ(魚の目)とタコの原因と予防方法

ウオノメやタコは、足の裏に持続的に掛かる圧力や摩擦力の影響で局所的に角質が硬く増殖した状態の事をいいます。

     

発生原因としては、ペンだこや、バットやラケットのスイングで出来るタコと同じです。繰り返し同じ場所に力を掛け続けた結果として角質が厚くなるわけです。

なので足裏に出来るウオノメ(魚の目)やタコの原因としては下記のようなものがあげられます。

1.立ち方や歩き方
2.履いている靴の影響
3.リウマチや外反母趾など骨の変形の影響
4.スポーツ
5.年齢による筋力低下や脂肪組織などの萎縮
6.怪我の影響

中でも最も影響があるのは、立ち方と歩き方です。

ウオノメやタコで悩まれている方の多くは特別な運動もしていなかったり、靴も特別普段ヒールを履いているわけではない方がほとんどです。

『!?』

それなのに、なんでウオノメやタコができるのでしょ!

それは、そもそもの立ち方や歩き方が原因になり、あなたの自覚なしに毎日圧力や摩擦力をずーーっと掛け続けているからにほかならないからです( ノД`)シクシク…

 

動画で毛解説『ウオノメを本気でなおしたい方必見』

なおりますか?

よく、こんな質問をされます。

「ウオノメ、なおりますか?」

もちろんウオノメで悩まれている方にすればすごく気になるところですよね!

 

実は当院でウオノメやタコのケアをする際は、状況にもよりますが、多くの場合は毎回ウオノメの芯までしっかり除去しています。

 

「えっ!」

芯まで取ったのに、なんでまた出来るの?

と、思った方もいるかもしれませんね。

でも、上の項目で原因について説明したことを思い出してみてください。
厳しい現実ですが、そもそもの原因は、あなたがその部分に繰り返し圧力と摩擦力を毎日掛け続けているのが原因です。

なので原因となっているあなたの立ち方や歩き方(あるいは靴の環境など)を変えない限りとってもとってもまたできるという仕組みになります。

さらに言うと、長年のウオノメやタコをケアして綺麗に取っても、長年強い力でウオノメの下の組織も圧迫され続けているので当然ダメージを受け続けているわけです。なので取った後の皮膚も正常な状態ではないのです。正常な皮膚の状態ならウオノメを取った瞬間に開いた穴がふわりと盛り上がって無くなるはずですよね。このように皮膚を押しても離せば皮膚は元に戻ります↓

 

でも、押してるもの(芯)を取ったのに凹んだままですよね。

これは長年ウオノメで押されてたので組織自体がダメージを受けて、皮膚が本来のしなやかさを失ってしまってる状態だからです。

芯がなくなったからよしではなく、このダメージを受けた皮膚を本来の状態に戻すのがとっても大事なんですね。

ウオノメが再発する3大要素

ウオノメは芯までしっかり処置をして取ったとしても、多くの方はそのままにすれば再発します。特に長い間ウオノメがある方はその傾向が強いです。

1.立ち方や歩き方などが改善されていないから、同じ場所に原因となる圧力と摩擦力が掛かり続けているから。

2.角質の周期に合わせた定期的なケアをしていないから。

3.ウオノメの芯によって圧迫され続けていた部分は、芯を取り除いても正常な皮膚の状態ではないから。

1.立ち方や歩き方などが改善されていないから、同じ場所に原因となる圧力と摩擦力が掛かり続けているから。

当然ですよね!ウオノメを取っても取ってもそもそもの原因を取り除かなければ永遠に出来ます。なので立ち方や歩き方、さらに言えば全身を整える事が大事だったりします。足元だけでなく、身体全体の状態が立ち方、歩き方にも影響を与えてしまうからです。

2.角質の周期に合わせた定期的なケアをしていないから。

3.ウオノメの芯によって圧迫され続けていた部分は、芯を取り除いても正常な皮膚の状態ではないから。

下のイラストは皮膚の断面図です。皮膚は真皮と表皮から出来ていて、さらに表皮は下から基底層→有棘層→顆粒層→角質層(角層)で構成されています。基底層から始まり最後角質となって剥がれ落ちる代謝を常に繰り返しています。その期間(ターンオーバー)が約28日で角質層(角層)の部分は14日といわれています。(※個人差あり)

ウオノメは一番表面の角質層(角層)のトラブルですが、長年悩まされている方ほど処置後は下の写真のように穴が空いてしまいます。

 

これは『芯』が取れた状態で処置後は歩いても痛みもなくなりますが、実際は下の組織もダメージを受けてるので健康な組織の状態ではありません。

こんな歪んでダメージを受けた組織だと、きれいな皮膚は作れませんよね( ノД`)シクシク…

なので処置しても必ずダメージを受けた組織からは、また硬い角質が作られます。

このダメージを受けた組織を正常な状態に戻すには、その方の角質の代謝に合わせたケアを継続してやり続けるのがとっても大事です。

【良いパターン】

定期的なケアを続け、処置するたびに処置後の穴が小さく浅くなっていくパターンです。

【悪いパターン】

処置後に痛みが無くなり、途中痛くなってきても前ほどでもないからと定期的なケアをせずに、また痛みが強くなったらウオノメを取りに来る悪いパターン。
場合によっては、最初より状態が悪化することもあります。

 

 

ケアが上手くいってるかどうかは処置後の穴の深さや大きさ!

ウオノメやタコを改善するのに重要な3要素

上記の理由から、ウオノメやタコを改善するには、下記の3つの要素全てが必須の条件になってきます。

1.角質の周期に合わせた定期的なケアの継続

2.立ち方や歩き方の改善

3.毎日の保湿ケア

 

南林間・大和巻き爪矯正センターです!

こんにちは。この度は当院のブログにお越しいただき有難うございます。
このサイトを見られていると言う事は、巻き爪やウオノメ、肥厚爪(爪甲鉤彎症)でお悩みでしょうか?

当院では、巻き爪の矯正やウオノメ、肥厚爪(爪甲鉤彎症)のケアを専門的におこなっています。

ブログでは、巻き爪やウオノメ、肥厚爪(爪甲鉤彎症)の原因やケアの仕方、あるいは実際のお客様の症例をご紹介しています。

悩まれている方は、不安ですよね。

・原因は何なの?
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などなど、来院される前は色んな不安や想像を膨らませてなかなか来院できない方もいらっしゃるので、そんな不安を解消できるような情報をお伝えするようにしています。

長年悩まれていた方でも来院されて帰りには痛みから解放されて、「なんでもっと早く来なかったんだろう」なんて仰る方がとても多くいます。
是非そんな不安をブログを読んで解消してください!

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実際の施術動画

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巻き爪矯正

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ウオノメ・タコのケア

※角質の状態が個人個人で異なるので効果を保証するものではありません。

肥厚爪のケア

※爪の質や状態が個人個人で異なるので効果を保証するものではありません。

 


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野々宮 京子 (ののみや きょうこ)

野々宮 京子 (ののみや きょうこ)

南林間・大和巻き爪矯正センター 院長

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
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